特徴的な外観や内廊下ホテルライク設計で人気の高い賃貸住宅「シャーメゾン」
私が合計3件、約4年間住んでみて感じた利点と欠点をまとめました。
結論から言うと、シャーメゾンは
・デザイン性
・管理体制
・光熱費の安さ
を重視する人には非常に満足度の高い賃貸です。
一方で、
・衝撃音(足音)
・住民マナー
には注意が必要で、ここは「住民ガチャ」の要素があります。
この記事では、私が実際に約4年間・3物件住んでみて感じた
「良かった点」と「後悔した点」を正直にまとめます。
シャーメゾンを選んで良かったなと思う点
外観がおしゃれ、特徴的なので目で見て楽しめる
パッと見は集合住宅に見えない特徴的な外観をしている物件も多いです。
私が住んだ物件は、ホテルやレストランと言われても違和感がないと感じるほど、外観の完成度が高かったです。
建物前面にバルコニーが出っ張っていないものが多いので洗練された雰囲気を持っています。
外観が良いと帰宅するのが楽しみになりますし、自信を持って人を招くことができます。
ホテルライク設計で内廊下の物件が多い、虫を気にしなくていい
一般的なマンションは夜になるとマンション内の光に虫が集まっていることも多いです
シャーメゾンは内廊下設計なので建物の中に虫が入ってくることがほぼありません。
他にもこんな魅力があります
・24時間エアコンがついていて共用廊下も快適
・雨の日も建物の中に水滴が侵入してこない
生活しやすい導線が整っている
施工件数の多い大手ハウスメーカー設計なので、住民が生活しやすい導線が整っています。
個人建築家が設計したデザイナーズ住宅の中にはデザインのみを追求して生活しにくいものもあります。クセの強い導線にがっかりした人ほど、シャーメゾンの物件は刺さると思います。
管理がしっかりしている
シャーメゾンは基本的に専用アプリで管理会社へ連絡することになります。
ルールを守らない住人がいた場合や共用部に問題があった際、連絡をするとすぐに対応していただけます。
・ゴミのルールを守らない(分別しない・指定日以外に出している)
・共用部の電球が切れている
・共用廊下に物を置いている人がいる
・騒音問題(注意はするが、解決する可能性は低い)
・契約駐車場に違法駐車されている
ルールを守って生活したい人にはおすすめの物件です。逆に細かいルールを気にしたくない、ゴミのルールを細かく守りたくない、指定日以外にも出したいと言う人にはおすすめできません。
24時間ゴミ出し可能なシャーメゾンプレミアなどを検討すると良いでしょう。
ZEH設計、太陽光発電により光熱費が抑えられる
築年数の浅いシャーメゾンの物件はZEH設計になっているものが多いです。
ZEH(ゼッチ)とは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略で、断熱性能を高めて省エネ化し、太陽光発電などでエネルギーを創り出し、年間のエネルギー消費量を実質ゼロ以下にする住宅のことです。
太陽光発電が住居設備としてついている物件も多いです。
売電単価は年々低下しているため、そこまで大きな収入は見込めませんが、太陽光発電中は自動的に発電した電気を使用してくれます。
私が体験したシャーメゾンの太陽光発電の収入
・7-8月 4000-5000円
・12-2月 700円-1200円
・その他の時期は2000-3000円ほど
発電した電気を貯めておく蓄電池は付いていません。太陽光発電が行われていない時間帯は電気代がかかります。
そのため、お昼のうちに洗濯機や食洗器などの家電を使用すると良いでしょう。
基本的にネット回線無料の物件が多いのも嬉しいポイントです。月3000円前後余裕ができます。
シャーメゾンに実際に住んでみてわかった欠点
騒音(衝撃音)には弱い
私は今まで2回シャーメゾンを退去していますが、いずれも騒音(衝撃音)によるものが原因です。
シャーメゾンは「SHAIDD(シャイド)」という独自技術により衝撃音を抑えると宣伝しています。子供が走り回る画像や動画がCMでも使用されています。
しかし正直に言うと、衝撃音は普通に聞こえます。
重量鉄骨の低層住宅という関係もあり、上の階だけでなく、下の階の衝撃音もかなり建物全体に響いていきます。最上階だからといって必ずしも静かとは限りません。
子供が走り回るような衝撃音はグレードの高いRC造でも抑えられないので、こればかりは住人ガチャにかけることになります。
騒音問題は管理会社に問い合わせても簡単な注意はしてくれますが、解決することはほとんどありません。
ゴミ置き場や共用廊下が荒れている物件は、マナーの悪い人が多く、騒音トラブルも発生しやすい傾向にあるので内覧の際は細かくチェックするようにしましょう。
退去連絡は2ヶ月前に行わなければならない
シャーメゾンは退去連絡を2ヶ月前に管理会社にする規約となっています(2024年以前に契約した物件は1ヶ月前でもOK)
一般的な賃貸物件は1ヶ月前の連絡のケースが多いので、その点は注意しましょう。次の住居を決める際は計画的に行う必要があります。
マナーの悪い人はどうにもならない
どの物件でも同じですが、マナーの悪い人はどうにもなりません。
日本では借主の権利が強いため、強制退去などの対応を管理会社が行うのは難しいです。
こればかりは住民ガチャにかけるしかありません。
また、後からマナーの悪い住人が引っ越してくる可能性もあります。管理会社に数回連絡をしても改善しない場合は、すみやかに引越した方が心の健康は保たれます。
賃貸物件だから仕方ないと、ある程度諦めることも大切です。
シャーメゾンは基本的には満足度の高い物件
シャーメゾンに約4年間住んでみて感じたのは、「住民ガチャさえ成功すれば、非常に満足度の高い賃貸住宅」だということです。
デザイン性・管理体制・光熱費の安さは、同価格帯の賃貸の中でも頭一つ抜けています。
一方で、衝撃音に関しては過度な期待は禁物です。
ただ、RC造にはデメリットもあります。
・気密性が高いため湿気が多くなりやすい
・エアコン効率が重量鉄骨や木造に比べると悪く、光熱費がかかりやすい
重量鉄骨造のシャーメゾンは衝撃音に弱い部分もあります。ただ、壁の中に遮音材がしっかりと入れているため、テレビの音や話し声はかなりカットしてくれます。
私が生活しててそれらの音が気になったことはありません。
・おしゃれな物件に住みたい
・生活しやすい設備が整っている物件に住みたい
・光熱費を抑えたい
・退去連絡が2ヶ月前でも大丈夫
こんな人には積水ハウスのシャーメゾンをおすすめできます。
逆にこんな人はおすすめしません
・上階や隣室の足音に強いストレスを感じやすい人
・多少デザインが劣っても、とにかく静かさを最優先したい人
・ゴミ出しルールや共用部のマナーをあまり気にしたくない人
・退去連絡2ヶ月前がネックになる人
賃貸物件の契約はお金と時間がかかるものなので慎重に行いましょう。
この記事を読まれた方が、快適な住環境を手に入れて幸福度を上げられることを願っています。